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たぶん学校は、保護者が思うほど願書を見ていない気がする。

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もうホントにタイトル通りのお話なのですが、

たぶん、保護者の方が思っているほど、学校側は出願された願書をじっくり読んでいなくて、さらさらッとしたものだと思います。

まっ、もちろん学校によりますという前提はつきますが。

 
お受験の塾の情報によれば、たとえばとある小学校の願書ですと、明確な指定はないもののどうやら下記の事を書かなければいけないらしいということです。(この情報がホントに正しいかどうかはさておき)

1 両親の勤め先、業務内容・職務内容の紹介
2 志望理由
3 それを感じたところ
4 家庭の教育方針
5 それを表すエピソード

 
で、文字数が1000文字以内です。

1つの項目につき1000文字じゃなくて、全部で1000文字です。

単純に5項目で割ったら、1つたったの200文字です。

すっ、少なっ・・・(汗)

 
200文字がどれだけ短いかというと、たとえば、両親の勤め先を下記だとすると、

○○銀行 千代田支店 法人営業部 部長
○○株式会社 ユニバーサル事業部、営業第一部 第二課 課長 

これでもう42文字使ってます。。。たぶん勤め先、仕事内容の紹介だけで余裕で300文字は必要になってきます。

 
ちなみに、この記事、ここまでのところですでに500文字を超えてます。。。

 
ここまで短いと、これといったことを書くことができず、受験者ごとのオリジナリティはほとんど出ないか、出たとしても学校の受験担当者の国語力と言うか読解力がないとそのオリジナリティが分からない気がします。

 
当社が個人的に心配なのは、当社は限られた文字数の中でオリジナリティを前面に出して作成しているのだが、学校の受験担当者は本当に理解してくれているのだろうか。

 
それはさておき、いずれにしても、ここまで文字数が少ないと受験者ごとの違いが出づらい・見えづらいため、学校側は願書の記載内容で良し悪しを判断することはできないはずです。

だから、保護者が思っているほど、学校側は気合を入れて読んでいるわけではないのではないかという気もします。

ですが、だからと言って、文章が稚拙だったり、あまりに薄っぺらい内容であれば、ネガティブな印象を与えてしまう可能性があり、もしかしたら、マイナス要素になるのではないかという危惧があります。

あと、面接の前情報としては用いるでしょうしね。

 
であれば、限られた文字数の中でも、極力オリジナリティの高い内容にして、もちろん表現の仕方にも気を配って、自分の納得のいく内容にしていただきたいと思いますね。

 
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