原稿作成会社のBehind Tasteのブログ

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始末書によるパワハラ

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久しぶりにきつめのご依頼が。

会社で、部下複数人からパワハラを訴えられ、会社から処分を受けてまもなく左遷を予定している状態の方。

会社から始末書を提出するように言われたとのことでご依頼をいただいた。

 
ざっと言うと下記の通り。

・以前から、部下複数人から、自身の言動がパワハラだと言われてきた。
・あまりにひどいため、ついに会社から処分が下され、出勤停止となる。
・会社からの通知で、左遷が決定。
・弁護士に相談するも、明らかなパワハラ行為であるため嫌がられる。
・お悩み相談室に相談するも、やんわり「あなたに非がある」と言われ、あきれられる。
・当社に始末書の依頼がくる。「私が悪いんですか」の問いに、当社「はい」
・当社が始末書の原稿を納める。
・「信頼できる人に見てもらって、全部自分で書き直した」と連絡が来る。

 
と、このように、関わる人に「もう二度と関わらないでおこうっと」と思わせる高い能力を持っている方です。

それにしても、

・パワハラの内容が無茶苦茶だったことと
・「私にだけ非があるわけではない」と本当にそう思っていること
・一貫して自分のことだけを考えた発言が目立つこと

から、やれやれだなあと思うのと同時に、どうして、この種の方が管理職になれたのかが不思議でなりません。

会社側もそれを失敗したと思っているのか、今回、左遷が決まっていますが、その役職を聞いてみると、「なるほど、会社は自発的に辞めてもらいたいんだな」というのが分かるものでした。

「信頼できる人に見てもらって、全部自分で書き直した」

というのは、分かる気がします。
文面は全面的に自身の非を認める内容だったのですが(打ち合わせでそのような内容にすると決まっていたので)、それを受け付けなかった、ということかなと推測しています。

きっと、言い訳がたくさん入った、もしかしたら「相手も悪い。相手が悪い」と書いていて「始末書によるパワハラ」になるかもしれません。

本当のところを聞きたいなあと思いますが、すでに当社も「もう二度と関わらないでおこうっと」と思う人のうちの一人(というか一社)になっていますので、聞きません。

そして「信頼できる人」は、まもなく、当社と同じチームになるはずです。

始末書、顛末書の代筆はこちら

 

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